前田工繊グループの強み

1ベンチャー精神による多角化経営

当社は、祖業の繊維加工で培った技術を建設資材に応用し、繊維や樹脂の新素材で社会インフラの市場開拓に挑戦してきました。また、建設資材の分野では、道路から河川、コンクリート構造物、斜面、緑化など、幅広い製品分野を開拓してきました。建設資材分野を超えた多角化も進めており、自動車、農業、漁業、防衛、医療などの分野で次々と新事業を展開しています。当社の多角化経営は、時代の変化に伴う社会的課題をいち早く解決するため、失敗を恐れることなくスピード感をもって市場に参入するという、ベンチャー精神が根底にあります。ベンチャー精神の持続は当社グループの成長に不可欠なものです。

ソーシャルインフラ事業

建設資材、酪農・農業資材、獣害対策製品、不織布、帆布生地、フィッシュミール・魚油等の製造・販売事業を展開

インダストリー事業

精密機器用ワイピングクロス等の製造・販売、衣料・各種産業資材用の撚糸加工事業を展開

ヒューマンインフラ事業

自動車用軽合金鍛造ホイール事業を展開

その他の事業

医療機器の開発・製造・販売を行うヘルスケア事業を展開

2地方創生を原動力とする成長

日本の地方には、世界に誇れる技術やノウハウを持つ「モノづくり企業」が数多く存在します。しかしながら、地方の企業は、企業規模や経営者の高齢化などの問題から、販路開拓や技術承継、人材活用に悩みをもつ会社も少なくありません。
当社はこうした悩みに対し、M&Aを活用することで、顧客・技術・製造といった当社グループの経営資源を「混ぜる」ことで解決し、地方企業を成長に導いています。M&A実施後も雇用を維持しながら、相互にWin-Winの関係を築くことは、地方の活性化にもつながっています。
※2000年以降14社のM&Aを実施しています。

未来テクノ(岩手県奥州市)
2015年オガワテクノより事業譲受け

釧路ハイミール(北海道釧路市)
2018年子会社化

M&A実績(2000年以降)

取得年 会社名 所在地 主な事業内容
2002年 太田工業
※前田工繊に合併
兵庫県 汚濁水・流出油の拡散防止材の製造・販売
2004年 ゼオン環境資材
※前田工繊が事業譲受け
東京都 プラスチック擬木、道路資材の製造・販売、輸入ジオテキスタイルの販売
2005年 日本不織布
※日本不織布が事業譲受け、前田工繊に合併
滋賀県 各種不織布の製造・販売
2009年 サングリーン
※前田工繊に合併
北海道 緑化・植生製品、間伐材製品の製造・販売
2009年 マグネ
※前田工繊に合併
福岡県 多機能特殊ポリマーセメントモルタルの製造・販売
2011年 北原電牧
※現 未来のアグリ
北海道 獣害対策製品、電気柵、放牧施設の製造・販売
2012年 テクノス
※現 未来コーセン
福井県 精密機器製造向けワイピングクロスの製造・販売
2013年 ワシ興産、ワシマイヤー
※現 BBSジャパン
富山県 自動車用軽合金鍛造ホイールの製造・販売
2014年 ダイイチ
※未来コーセンに合併
石川県 衣料・産業資材用ポリエステル原糸仮撚加工、丸編ニッティング
2015年 オガワテクノ
※未来テクノが事業譲受け
岩手県 防衛省の天幕・個人装備品、海洋土木品、厚手の帆布生地製品の製造・販売
2016年 グリーンシステム
※未来のアグリに合併
福島県 園芸用ハウス、農業資材の製造・販売
2018年 釧路ハイミール 北海道 フィッシュミール、魚油の製造・販売
2019年 沖縄コーセン
※会社設立
沖縄県 土木資材の製造・販売・レンタル

3最高のメーカー人材による最適なソリューションの提供

当社グループでは、「OODA(O:観察 O:状況判断 D:意思決定 A:行動)」の思考プロセスが浸透しており、様々な社会的課題に俊敏に対応することで、積極的な課題解決型提案を実践しています。例えば、東日本大震災時には除染廃棄物保管用バッグを開発、豚コレラ(CSF)感染の発生時には野生動物の豚舎侵入防護柵を開発、コロナウイルス感染症対策では不織布を使った医療用ガウンや避難所用テントを開発するなど、当社グループ社員の能力・経験を有機的に「混ぜる」ことで、社員の強みを最大化し、社会ニーズに合致する最適な製品をタイムリーに提供しています。また、最高のメーカー人材を育成するための社内教育を継続的に実施しており、高度な専門技術の有資格者も多数います。

避難所用テント(スプリトップルーム)

豚舎侵入防護柵