落石防護柵

ネイチャーネット®工法

NETISHR-090011-A(掲載期間終了)
ネイチャーネット®工法

概要

高強力・高靭性のネットで
大きな落石エネルギーを吸収する
新しいタイプの防護柵です

ネイチャーネット工法は、高強力・高靭性のネイチャーネットとロープを主材料とした柔軟性のある高エネルギー吸収型落石防護柵です。可能吸収エネルギーの大きさで50kJ・100kJ・150kJの3タイプがあります。また、設置方法の違いにより、支柱と控えを利用する「支柱タイプ」と立木を利用する「立木タイプ」があります。平成29年改訂「落石対策便覧」対応の落石防護柵です。

その他の災害応急復旧・国土強靭化対策工法・資材はこちらをご覧ください。

災害応急復旧・国土強靭化対策 資材・工法

特長

支柱タイプ

ネイチャーネット_支柱タイプ実証実験により性能を確認したネイチャーネット及び支柱部材を斜面に設置するタイプの高エネルギー落石防護柵です。本設・仮設ともに使用することが可能です。

  • 落石対策便覧(公益社団法人日本道路協会)に記載される実験による性能検査法に準拠し、落石捕捉性能の確認を行った工法です。
  • 高強力・高靭性のネットにより高い衝撃吸収性を有し、落石エネルギー最大150kJまで対応することが可能です。
  • 支柱のカバー材に擬木を使用することで、景観に配慮した外観となります。

立木タイプ

ネイチャーネット_立木タイプ実証実験結果を応用し、現地にある立木を支柱として利用するタイプの施工性・経済性に優れる落石防護柵です。工事用安全対策・公衆災害防止用仮設対策などに使用します。

  • 現地の条件に合わせて立木を支柱として利用することが可能です。
  • 高い耐久性(耐候性・耐薬品性・耐衝撃性)により、幅広い用途で使用することが可能です。
  • 構造の約8割を軽量な繊維及び樹脂部材を使用することで、施工の省力化を図れます。

部材

ネイチャーネット

ネイチャーネット受撃部に使用され、伸縮性が高く衝撃吸収性のあるポリエステル製のラッシェル網を、従来にない極太網地に形成した、高い衝撃分散力を持つ高強力ネットです。ネットの周辺は、高強力・高伸度の緩衝ロープで形成されており、ネットが受けた衝撃力を緩和して、支持部材(支柱)に作用する衝撃を低減します。
製品詳細

支柱タイプ

支柱タイプ

立木タイプ

立木タイプ

ネイチャースリング

落石衝突時の支柱の倒れを防止する部材で、支柱に作用する衝撃力を若干の変形を許容しながら吸収します。高強度の繊維製ロープとターンバックルで構成されています。組みひもロープの特性を活かし、長さの調節が可能です。

支柱材

メッキ処理をした一般鋼管(φ114.3mm)を使用します。支柱上部まで継ぎ伸ばした基礎部のアンカーとマルチロックを利用して自立させます。擬木カバーを取り付けることで、景観に配慮した外観となります。

マルチロック

支柱の上下端に設置し、支柱を自立させたりネイチャーネットやネイチャースリングの取り付け金具として使用します。

マルチロック

マルチロック

適用範囲

品番 NE-50N NE-50N-GP
可能吸収エネルギー 50kJ 100kJ 150kJ
柵高 2.5m
3.0m
衝撃緩和ネット

実証実験

平成29年12月に改訂された、落石対策便覧(公益社団法人日本道路協会)に記載される「実験による性能検証法」に準拠し、落石捕捉性能の確認を行った工法です。

ネイチャーネット実証実験ネイチャーネット実証実験

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