落石防護補強土壁

ジオロックウォール®

新技術情報提供システム(NETIS)登録番号:HR-990009-V(掲載期間終了)

概要

衝撃吸収性に優れた
従来にない落石対策擁壁です。

ジオロックウォールは、落石や雪崩などの危険性が予測される斜面前部に、受撃体・伝達体・ロックデムにより補強された抵抗体からなる複合的な「柔」構造物を築く、耐衝撃型補強土防護壁工法です。それぞれ目的や衝撃の大きさに応じた多様なバリエーションが可能です。

ジオロックウォールは、衝撃対応ジオグリッド「 ロックデム」により補強された抵抗体に受撃体(ガンデム)、伝達体(ジオラバック)を付加していくことにより5500kJ(落石径2500mm)の高エネルギーが吸収可能です。

壁面ユニット(ガンユニット)に植生シートを組み合わせ、緑化された急勾配のり面を形成可能です。また、防護壁自体の衝撃エネルギーの吸収度が大きいため支持地盤への影響が少なく、トンネル抗口部・ロックシェッド防護用の設置や、過剰な土圧に十分な耐力を持たないコンクリート擁壁上の施工が可能です。

特長

  • ロックデムは土質の適用範囲が広く、さまざまな土質の現場での施工が可能です
  • 支持地盤に衝撃を伝えないため支持地盤に特別な処理が必要ありません
  • 土構造物で、さまざまな立地条件下での施工が可能です
  • 壁面の緑化が可能で、景観に調和します
  • 従来工法と比較し、経済的です

落石防護工法の比較

ジオロックウォール適応タイプとその比較工法の目安

タイプ 適応工種 落石径 標準エネルギー 比較工法 価格比
I 型 落石
急傾斜
導流堤
ø 1000 ~500kJ 落石防護壁 1:1.3
II 型 落石
急傾斜
導流堤
~ø 1500 ~1500kJ 落石防護壁 1:1.6
高エネルギー吸収柵 1:1.7
III 型 落石 ~ø 2500 ~5500kJ 高エネルギー吸収柵 1:2.0
落石洞門工+発泡スチロール 1:8.0
  • ※ 落石の落下高さはH=40.0mとして試算しています
  • ※ 形状は標準形状です。条件により変動します
  • ※ ジオロックウォールと比較工法との比です

主要使用資材

衝撃対応ジオグリッド  ロックデム

ねばり性を強化し、耐衝撃性を強化したジオテキスタイルで、抵抗体の盛土を強力に補強します

受撃体(ガンデム)

最初に衝撃を受け止める高伸度・高強度のジオテキスタイル製袋材に現地発生土を詰めたものです

伝達体(ジオラバック)

抵抗体に衝撃力を分散・伝達するため、拘束力のある比較的伸びの小さな物性のジオテキスタイル製袋材に現地発生土を詰めたものです

防護マット(ミラクルガードシート

受撃体・伝達体袋材の紫外線劣化を防止し、直接損傷を緩和する高遮光性の厚手のシートです

壁面ユニット(ガンユニット)

亜鉛メッキに密着ポリエチレン被覆が施され、高い耐薬品性・耐候性を発揮します。頂部のユニットキャップで不織布の植生シートを装着し、盛土を強力に拘束します

植生シート

植生の定着・繁茂を促進します

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