前田工繊とグリーンインフラ

 グリーンインフラとは?

グリーンインフラとは、米国で発案された社会資本の整備手法であり、自然環境が有する多様な機能を社会課題の解決に活用しようとする考え方です。近年、欧米を中心に取組が進められており、日本においても国土交通省の主導のもと、その概念が導入されてきております。

グリーンインフラの概念は、自然環境の保全・再生と、社会課題の解決を同時に目指すものであり、持続可能な社会の形成において非常に有用な手法であると言えます。また、欧米においては、防災・減災の手法としても積極的な活用の試みがすでに始まっています。
我が国においてこれを有効に展開していくためには、日本の気候・風土・地域特性を踏まえながら、人工構造物と生態系インフラストラクチャー双方の利点・欠点を勘案し、双方の特性を活かした適切な組み合わせを検討していくことが重要です。

前田工繊のグリーンインフラ製品

前田工繊では、経営理念に掲げる「持続可能な地球」「安心・安全で豊かな社会」をキーワードに、グリーンインフラの考え方にマッチした様々な製品を提供しております。

浜崖後退抑止工「シーガーディアン®」

砂浜は日本の重要な国土であることはもちろん、津波や塩害・飛砂から背後の集落を守る自然の防災施設としての役割も担っています。しかし、高波浪の襲来などにより砂浜が侵食され、浜崖の形成・後退は年々深刻化しています。
当社では、この海岸侵食被害への対策として、浜崖の前面にサンドパックを設置し、浜崖基部を保護する「浜崖後退抑止工」用サンドパックを国土交通省国土技術政策総合研究所との共同研究により開発いたしました。また、本工法では中詰め材料に現地の海岸材・養浜材を使用することで、生態系への影響も軽減しています。

この製品を詳しく見る

この製品が貢献するSDGs目標

護岸工「リバデム工法」

リバデム工法は、当社の補強土工法のノウハウを活かし、土とジオテキスタイルを用いて急勾配の護岸を構築する工法です。
従来のコンクリート系護岸や石系護岸とは異なり、現地発生土を用いることで自然生態系の復元・創出が可能となります。また、河川護岸の緑化を促進し、二酸化炭素の削減など環境負荷の低減にも効果が期待できます。

この製品を詳しく見る

貢献するSDGs目標6 安全な水とトイレを世界中に 15 陸の豊かさも守ろう

袋型根固め工法用袋材「ボトルユニット」「パワフルユニット」

ボトルユニット・パワフルユニットは河川や海岸護岸の根固めに用いられる材料です。繊維製のネット袋に自然石を入れたもので、根固め工に要求される河床変動への追従性や、地盤凹凸へのなじみをあわせもつ材料です。施工性が良いことから、災害復旧の現場においても幅広い用途で使用されています。
自然石を用いることで多自然川づくりに寄与し、袋間や、袋内の自然石間の空隙により、水生生物の生育環境が創出されます。
また、パワフルユニットは洋上風力発電の着床式基礎の洗堀防止工としても期待されています(詳細)。

「ボトルユニット」を詳しく見る 「パワフルユニット」を詳しく見る

貢献するSDGs目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 

鉄芯木製法枠「ネイチャーフレーム」/鉄芯木篭「モクカゴ」

地球温暖化対策をはじめ、健全で多面的な機能を発揮する森林を育成するためには間伐が必要不可欠です。ネイチャーフレーム・モクカゴは、地元で出た間伐材を使用した製品であり、加工についても近隣の業者で行っているため、資源の生産から加工、消費までを地元で循環させる「産消協働」の推進にも寄与しています(詳細)。
本製品は、木材の芯部にボルトを通す鉄芯工法を採用しており、それぞれの部材を全ネジボルト・角ワッシャー・ナットで固定するため、従来の木製品の課題であった連結部(交点部)の強度を向上させたことが特長です。また、部材はすべてパネル化されているため、施工性にも優れています。さらに、木が主材料であるため周辺環境によくなじみ、公園や山の中など景観配慮が必要な場所でも景観を損なうことなく法面の侵食防止対策(ネイチャーフレーム)や護岸工・谷止工・床固工等(モクカゴ)が可能です。

「ネイチャーフレーム」を詳しく見る 「モクカゴ」を詳しく見る

貢献するSDGs目標11 住み続けられるまちづくりを 13 気候変動に具体的な対策を 15 陸の豊かさも守ろう

藤棚

藤のつるをからませれば、自然の力で日差しをやわらげる効果も高まり、心地よい涼風を感じながらのコミュニケーションを楽しむことができます。また、植物の少ない空間への緑化にも貢献し、公園や庭園の憩いの場には、見逃せないアイテムです。
前田工繊では、天然木のテスクチャーとプラスチックの耐久性・軽量性を併せ持つ「プラ擬木」を用いた藤棚をご提案しています。

この製品を詳しく見る

貢献するSDGs目標11 住み続けられるまちづくりを 13 気候変動に具体的な対策を 15 陸の豊かさも守ろう

お問い合わせは各窓口までお願いいたします。

お問合せはこちら